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米に拘り 純米に拘り 無濾過に拘った芳醇旨辛口酒
米の磨きに拘りぬいた純米大吟醸です。
磨きの限界点とも言える21%まで160時間をかけ、ゆっくりと磨いた米は白い宝石の様な輝きです。
凛とした透明感の中にふくよかな味わいと米の甘味・旨味を感じ、香り立つ華麗な吟醸香を楽しめます。
(21の原料米は一之貝地区で、その年最も出来の良い田の米を使用します)
棚田の恩恵とも言える滋味溢れる米と栃尾の清冽な水のみで醸しました。
原料米 :栃尾棚田産越淡麗
精米歩合 :21%
アルコール:16〜17度
日本酒度 :+2
※※※夏季はクール便での発送が推奨される商品です※※※
瓶火入れ酒ですので、クール便での発送は必須ではございません。
されど無濾過酒ですので、万全を期す為には夏季だけはクール便をお奨めいたします。
ご不明な場合は当店までお問い合わせください。
2004年10月23日
大きな揺れで店内の酒を在庫が無くなるほど倒した中越地震。
最大震度7の地震は山間部に大きな傷を残し、高齢化の進む栃尾の山間部でも耕作を放棄する生産者が見受けられました。
2005年
そんな当時の状況に「酒屋に出来る事は何か?」と考え、十数軒の酒屋が集まった「棚田の生き物を愛する会」を発足させました。
2006年 春
棚田の生き物を愛する会として山間部の休耕田を借り「棚田再生」をスローガンに「吟醸酒米 越淡麗」の稲作を開始しました。
酒造りの知識はあっても米作りの知識は無い酒屋・・・酒造りには米と水が重要とお客様に説明しておきながら、米はド素人でした・・・
2006年 夏
棚田での稲作は水の管理が難しくプロに助言をいただきながら稲の生長を見守りました。
2006年 秋
初めての収穫!!!携わった皆で実りを喜びました♪
米が出来れば酒にして売りたくなるのが酒屋!!!銘酒「越の鶴」を醸す地元の酒蔵「越銘醸」に持ち込み、
「どんな酒にしたらお客様に喜んでもらえるか?」「精米歩合はどうするか?」「酵母は何を使うか?」
当時20代の浅野杜氏と酒屋達で「PROJECT 壱醸」が始まりました。
2007年 1月
知識はあっても酒造りは手伝いしか出来ない酒屋・・・管理はプロの浅野杜氏に任せ仕込みの力仕事を手伝いました。
豪雪地帯「栃尾」の1月は雪の壁に覆われた銀世界、酒造りには最高の環境!蔵内は蒸米の蒸気と凛とした空気に満たされます。
2007年 3月
搾った酒を瓶に詰め最初の「純米無濾過 壱醸」が誕生しました。出来上がった酒は酒屋の想像を上回る上品で芳醇な味わいでした。
その年の「酒の陣」に持ち込み、酒屋ながら越銘醸ブースの1角でお客様に試飲していただきました。
お客様の感想は上々で、試飲・販売ともに早々に完売しました♪
現在
壱醸は純米無濾過シリーズとして純米・純米吟醸・有機純米大吟醸・21%精白大吟醸と展開しております。
使用米
栃尾棚田産越淡麗
越淡麗とは
母方に山田錦 父方に五百万石を持つ新潟県産の吟醸酒米です。
米処・酒処として知られる新潟県ですが、新潟で最も栽培されている五百万石は高精白には向かず、越淡麗が出来るまで大吟醸用米は県外産の山田錦が使われておりました。