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◆【よりどり6本以上、送料無料】JERMANN CHARDONNAY 750ml | イエルマン シャルドネ フリウリ ヴェネツィア ジューリア州 白ワイン シャルドネ イタリア

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イエルマンはイタリア北東部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にあるワイナリー。代表作、ワー・ドリームは国際的に高い評価を受け、今やイタリア白ワインを造らせれば右に出るものはいないと評される実力を持っています。こちらは、そのワー・ドリームスのジュニア版。気軽に洗練された味わいをご堪能いただけます。 【JERMANN CHARDONNAY 750ml】 ●産地: イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア ●内容量: 750ml ●生産者:イエルマン ●タイプ:白ワイン ●品種:シャルドネ(100%) 【JERMANN (イエルマン)】 ●「現代イタリア白ワインの聖地」フリウリを世に広めた名手 フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州を「現代イタリア白ワインの聖地」と評されるまでに高めた造り手、イエルマン。「豊かなアロマを持ち、より近代的な味わいで強い個性を表現し、飲んだ人を魅了させるワインを造りたい。」 という信念のもと生み出される洗練されたワインは、イタリアワイン専門誌ガンベロ・ロッソにて幾度となく最高評価のトレ・ビッキエリを受賞する他、世界的に有名な評価誌ワイン・スペクテーターが選ぶ「イタリアワインTOP100」に選出されるなど、国内外で圧倒的な支持を得ています。 ●フリウリを世に知らしめた、白ワインの名手 「現代イタリア白ワインの聖地」「イタリア随一の白ワインの銘醸地」として知られるフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州。その名声を確立したとして知られる生産者がイエルマンです。1881年にオーストリアから移住したイエルマン家は、すぐにこの地でワイン造りを開始。そして、イエルマンのワインが世界各地で絶賛されるまでになった立役者こそが、現在の4代目当主シルヴィオ・イエルマン氏で、一代で約170haものワイナリーを築き上げた人物です。 子供の頃から醸造に魅せられていたシルヴィオ氏は、コネリアーノ醸造学校やサン・ミケーレ・アッラディジェ農業学校でワイン造りを学び、カナダのワイナリーで5年程修行。彼が勉学に励んでいた1960年代後半は「アルコール度数が高く、重たいだけのワイン」が主流だった中、それに反発して「豊かなアロマを持ち、より近代的な味わいで強い個性を表現し、飲んだ人を魅了させるワインを造りたい。」という夢を掲げます。 カナダから実家に戻った彼は、ステンレスタンクを購入し、近代醸造学を実践。また、同州の造り手として当時より著名であったスキオペットのマリオ・スキオペット氏の教えを受けて知識と腕を磨き、世界的に人気のある国際品種の使用にも積極的に取り組みました。また、マリオ・スキオペット氏が切り開いた単一品種の道に逆行して自ら選択したのが、伝統的なブレンド法。クリーンで瑞々しい、近代的なスタイルを貫きながらブレンド技術を高めました。 こうしてシルヴィオ氏は、イエルマンのワインを一躍世界レベルまで押し上げただけではなく、「イタリア随一の白ワインの銘醸地」としてのフリウリの名声を世界に知らしめたのです。近年においても、2016年にガンベロ・ロッソが選ぶ、イタリア白ワインの造り手を代表する人物として選出され、2020年には著名なイタリアのワイン誌であるチビルタ・デル・ベーレにて「シルヴィオ・イエルマン氏はフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の最も代表的な生産者の一人である。」と評されるなど、フリウリの名手として確固たる地位を築き上げています。 ●恵まれた気候と特異な土壌を擁する「白ワインの聖地」フリウリ イエルマンがワイナリーを構えるフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州は、北をオーストリア、東はスロヴェニアと国境を接する地。アドリア海の温暖な地中海性気候とアルプス山脈からの冷気がほどよく混ざり合い、ミネラルに富んだ土壌がワインに味わい深さを与えるとされ、イタリア随一の白ワインの銘醸地として知られています。 そしてイエルマンは、そんなフリウリの中でもスロヴェニア国境近くのゴリツィアという地域に属する、イソンツォ地区とコッリオ地区にブドウ畑を所有。この場所はオーストリアに帰属していた時代から白ワインの産地として名高く、非常に高品質なワインを多く産出する土地です。 フリウリのワインを語る上で欠かせないのが、産地特有のポンカ土壌。特にイエルマンの畑があるコッリオ地区では粘土や、それよりも荒いシルト、手で触るともろく砕けてしまうほど柔らかな土壌などが幾層にも重なる、沖積土壌が有名です。これはポンカ土壌と呼ばれ、水はけが非常に良いことが特徴。また、鉄分や石灰を多く含んでいるためにワインに独特なミネラル感や厚みを与えます。 そんなフリウリで特に近年、この土地ならではの品種として注目を浴びているのが、土着品種のリボッラ・ジャッラ。自然派ワインの流行やイタリア各地で土着品種の見直しが進んでいることで話題となっているブドウ品種です。また、地元の人々に根強く慕われているフリウラーノや、国際品種のピノ・グリージョやシャルドネ、ソーヴィニヨンなども、土地の気候やミネラルが豊富な土壌に適合。エレガントながらも骨格のしっかりとした白ワインが誕生しています。 イエルマンにとってそんなフリウリの産地は、まさに「特別でユニークなワイン産地」。彼らはフリウリについて「温暖な海の恩恵を受けて厳しい季節の気候が緩和され、また、北側にそびえる山脈が私たちの畑を守ってくれる。そして、畑には独特の土壌が広がっており、この土壌と気候はフリウリならではのもの。これにより私たちが長年追及する、エレガントでフィネスを保持したワインが生まれるんだ。」と述べています。 ●テロワールの優越性を表現する独自の職人的アプローチ イエルマンを代表するワインは、ガンベロ・ロッソや伊ソムリエ協会が主催するオスカー・デル・ヴィーノにて「イタリアの白ワイン年間No.1」に選ばれた実績を持つヴィンテージ・トゥニーナや、国際品種を使用し、バリック熟成という革新的な方法で造られた、彼らの記念碑的作品であるワー・ドリームスなどがあります。 特にワー・ドリームスは、国際品種であるシャルドネを主体にワインを造ることが挑戦的な試みだった中、ブルゴーニュ最高峰の白ワインであるモンラッシェをイメージし、それを体現することに見事に成功。イエルマンの名を一躍世界の舞台へ押し上げたワインです。 一方で、そんなワー・ドリームスに代表されるようにモダンなイメージが先行するイエルマンですが、ひとつひとつのワイン造りからは伝統的な手法と土着品種にも重きを置いて行われていることがよく分かります。特に彼らのワイン造りを象徴するのが、フィールドブレンド。ブドウを収穫しプレスする段階からすでに全てのブドウ品種が混ざった状態にしているため、発酵や熟成のタイミングで各品種の持つ特性がしっかりと混ざり合い、独特な風味やアロマが生み出されるのです。