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racco レンゲスプーン Renge Spoon ヨシタ手工業デザイン室 170×40×30mm(柄の長さ95mm)【夏ギフト】

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ヨシタ手工業デザイン室 レンゲスプーン Renge Spoon ■素材・原料:ステンレス ■サイズ:170×40×30mm(柄の長さ95mm) ■重量:52g ■日本製 ■化粧箱なし(ビニール袋に入っております) ■デザイナー:吉田守孝 ■製造:新潟県燕市、岐阜県関市 少し大きめでチャーハンを崩しながら掬ったりレンゲのような使い勝手です。麺類を食べるときのレンゲとしても食べやすいかたちです。ちょっと大きく見えるかもしれませんが、深くはないので口にも入りやすく大きな口を開けなくても入ります。 raccoシリーズは「キッチンでも食卓でも役に立つ」がコンセプト。ぎゅっと握り込んでポテトサラダを作る時につぶしたり混ぜたりするのにも役立ちます。 口に入れやすいサイズなのにかたちのおかげで全体を使うとたっぷり料理がのるので取り分けスプーンとしても便利です。 A cutlery series, useful both in the kitchen and at the table, was created in response to the needs of people with limited kitchen space, having difficulty to put down their chopsticks and spoons whilst cooking. The handles are wide enough for a firm grip, and chopsticks can be placed on top of it to save space. The cutlery is designed to be perfect cooking utensils, as well as for using them to eat. ステンレス製カトラリーを中心として多種多様な金属加工業者が多く集まる新潟県燕市。ここで金属加工が発展したわけは江戸時代初頭にまで遡ります。かつて毎年のように続く風水害に苦しむ人々を救おうと、17世紀のはじめに和釘職人を江戸より招き、和釘の製造技術を広めたことから新潟県燕市の鍛冶の歴史が始まりました。度重なる震災や江戸の大火により和釘の需要は高まり、数十年の間に鍛冶職人は千人を超えたといいます。その後明治期に初めての国産洋食器が生産されると、機械による大量生産で瞬く間に普及していきます。終戦後にはカトラリーはもちろん、様々な技術で自動車部品・医療器具・精密機械部品などが製造され、特にカトラリーはその品質の高さから海外へも多く輸出されています。時代にあわせて技術を進化させてきた燕市には、鍛冶の魂が脈々と生きています。 触れて使って初めて気づくこと。 ヨシタ手工業デザイン室 「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」、 「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」 吉田守孝氏の真摯なまなざしが日常の道具にもたらすのは、生活の中で使ってこそ生きる美しさです。華美な装飾とは距離を置き、使いやすさ、その延長にある削ぎ落された用の美をこそ作り出しています。 手に触れ、使ったときにわかる形、その意味。繊細な心配りに形作られた道具です。ヨシタ手工業デザイン室 レンゲスプーン Renge Spoon ■素材・原料:ステンレス ■サイズ:170×40×30mm(柄の長さ95mm) ■重量:52g ■日本製 ■化粧箱なし(ビニール袋に入っております) ■デザイナー:吉田守孝 ■製造:新潟県燕市、岐阜県関市 少し大きめでチャーハンを崩しながら掬ったりレンゲのような使い勝手です。麺類を食べるときのレンゲとしても食べやすいかたちです。ちょっと大きく見えるかもしれませんが、深くはないので口にも入りやすく大きな口を開けなくても入ります。 raccoシリーズは「キッチンでも食卓でも役に立つ」がコンセプト。ぎゅっと握り込んでポテトサラダを作る時につぶしたり混ぜたりするのにも役立ちます。 口に入れやすいサイズなのにかたちのおかげで全体を使うとたっぷり料理がのるので取り分けスプーンとしても便利です。 A cutlery series, useful both in the kitchen and at the table, was created in response to the needs of people with limited kitchen space, having difficulty to put down their chopsticks and spoons whilst cooking. The handles are wide enough for a firm grip, and chopsticks can be placed on top of it to save space. The cutlery is designed to be perfect cooking utensils, as well as for using them to eat. 磨きだされた堅牢性。 ステンレスラウンドバーシリーズ キッチンツールに求められるのは何よりも衛生的に使えること。熱湯やアルコール消毒、錆びにくく強い酸性の食材に耐え、有害物質の出ない安定したステンレス鋼はまさに調理器具にふさわしい素材です。 丸いステンレスの棒から生まれたラウンドバーシリーズには吉田氏独自の発想と着眼点が生きています。 ステンレス製キッチンツールには一見して似た製品は多くあります。それらとの違いは、まず原型が「板」ではなく「棒」であったこと。 「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」、「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」 プレスして作られた金属板は複雑な形状、細かな細工、軽さや薄さ、大量生産の点ではとても優れています。しかししなりやたわみが生じやすく、ぐっと力を入れる作業の時には狙ったところへ力を集中させるのが困難です。 ラウンドバーシリーズでは断面が長楕円のステンレス棒を用います。これは丸い棒をローラーで平たく伸ばしたもの。それをさらに曲げることで形を作っていきます。加工後も堅牢性を保つのが特徴です。 そもそもは喫茶店などで使われる水差しのハンドル用につくられた部材。ただ重いだけでなく、移動する重心を支え長期の使用に耐える丈夫なパーツです。ぐっと握りがいのある厚みと丸みが手になじみます。 ある程度決まった形を次々に作り出せるプレス製造と違い、ローラー加工、研磨、ベンダーでの整形、切削や溶接と一本一本、過程ごとに人の手を必要とするので大量生産はできません。 しかし、冷たい金属の見た目に反し、手にすると一体化するような道具としての本質があたたかみに変わる。これこそヨシタ手工業が得意とするデザインのあり方です。 東京都小金井市で生まれる新時代 ヨシタ手工業デザイン室 東京都心から少し離れた、緑豊かな小金井市の住宅街に工房を構えるヨシタ手工業デザイン室。ここでこつこつと製作し続けているのが吉田守孝氏です。 吉田氏のデザインには日常に溶け込む普遍性と、手にもって、使って初めて気づくような細やかさという特異性を併せもちます。例えばごくわずかな曲線、一見無骨な表情が、ずっと使い続けてきた馴染み深い道具のような一体感、指の先での操作を無意識に誘発するような一瞬があるのです。 工業デザイナーといえば未来的な流線形、最先端の技術、理想の社会を道具からどう提案していくか、そんなカッコイイ印象のある肩書です。ヨシタ手工業で生まれる道具には確かにそれらの要素があります。しかしそれだけではありません。木や金属、土を手で触り、実際に格闘しながら手で加工し、何度も修正をしながら作り重ねていく、その膨大な試行錯誤の時間が、実際に触れたときに眼から、手から感じられるのです。 ヨシタ手工業デザイン室。「手工業」という名前に込められた覚悟が、その道具からはっきりと伝わってきます。 石川県に生まれ、窯元である実家の「作って売る」作業を見て育った吉田氏は大学で工業デザインを学び、卒業後に柳宗理氏に師事します。当時の柳氏は御年73歳。円熟期にも関わらず制作のペースは衰えることなく、有名な片手鍋などの日用品から家具、バブル期の追い風により高速道路の橋までデザインしています。その膨大で多岐にわたるデザインの現場で鍛えられたものづくりの手が受け継がれ、今また吉田氏のもとで日々の道具が生み出されているのです。