習慣と創造 ベラスケス・プッサン・セザンヌ [ 三宅中子 ]

ベラスケス・プッサン・セザンヌ 三宅中子 南窓社シュウカン ト ソウゾウ ミヤケ,ナカコ 発行年月：1998年10月 ページ数：142p サイズ：単行本 ISBN：9784816502316 第1章　模倣と破壊ーレオナルド・ダ・ヴィンチとニコラ・プッサンに即して（遠近法と黄金比／習慣としての遠近法）／第2章　セザンヌの『籠のある静物』をめぐる一考察ー多視点の導入（プッサンのたくらみ／新しい絵画空間／『籠のある静物』とピュロニズム）／第3章　遠近法のゆらぎ、解体と構築ーベラスケスとゼザンヌに即して（ベラスケスの『侍女たち』と『織女たち』／セザンヌとサント・ヴィクトワール山） 本書は遠近法を軸にしており、著者が強い関心を寄せてきたピュロンが絵描きであったという事情もあって、絵画が本書の主役になっている。同時に、本書では、初めから建築を脇役として主役を支える役割を与えている。そこで、建築家ル・コルビュジエを登場させてまとまりをつけている。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 西洋美術