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【3Dで飛び出す!】グアダルーペの聖母マリア像
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マヤ・アステカ等の古代文明発祥の地メキシコは、スペインに植民地化された後、 革命により独立しました。 グアダルーペの聖母マリア像はメキシコの宗教的シンボルですが、褐色の肌のマリア像として 民族的な意味も持っています。 以下、褐色のマリア像の奇跡の物語です。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ スペイン人コルテスによるメキシコ征服の後、メキシコ先住民達は続々とキリスト教に改宗 させられていました。 あるインディオの青年が、丘の麓を通りかかると、彼の母語のナワトル語で彼を呼ぶ声が聞こえました。 声にひかれて丘に登った彼の前に現れたのは、褐色の肌に黒い髪の少女です。 少女は「私は聖母マリア。この場所に教会を建てて下さい。街に行き、司教に私の願いを伝えるように」と 言いました。 彼は司教に、自分が見聞きしたことを伝えましたが、スペイン人司教は、一介の先住民の話など信じず、 「証拠をもってこい!」と一点張り。 困り果てた青年の前に、その日の晩、聖母が現れこう言いました。 「丘に戻り、そこに咲いている花を摘んで行って、司教に見せなさい。それが証拠です」 12月の寒い時期です。花なんて咲いているばずがありません。 疑いながらも、青年が言われた通り丘を訪れると、そこには、聖母の言う通り、 一面にバラの花が咲いていたのです。 彼はそれを摘んで自分のマントに包み、司教の目の前でマントを開きました。 すると、マントの表面には、なんと、彼が見たとおりの聖母の姿が描かれておりました。 褐色のマリア様の奇跡が起きたのです。 アクリル板・縦:約34.4cm×横:約24.6cm 写真では表現できていませんが、マリア像は立体的に見えます。