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ダライ・ラマ法王 Teaching 2006 in 広島 公式伝法録 [DVD] 新品 マルチレンズクリーナー付き
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2006年の広島でのTeachingは、1週間にもわたる世界でも類をみない規模でした。内容はすべてダライ・ラマ法王が決めたもので、いわばダライ・ラマのセルフ・プロデュースといえます。 ノーベル平和賞受賞者を招聘した「広島国際平和会議2006」(Episode 1収録)にはじまり、弘法大師の伝法1200年を記念して行われた『大日経』ならびに『金剛界』の伝法灌頂(Episode 5と6に収録)にいたるまで、日頃仏教や宗教に親しんでいない人でも分かる内容から、仏教とは何なのか、それはどんな教えなのか、その教えの目的はどこにあるのか、といった仏教の基礎、そして、そしてチベットと日本にのみ生きた伝統として残っている密教のエッセンスまで、初心者から専門家までのすべての人を対象として、チベット仏教の伝統の結晶であり、世界平和の巨匠であるダライ・ラマ法王の叡智と慈悲に直接触れることのできる究極のコンテンツのなかのさらに決定版です。それぞれのディスクには、一度に見やすい時間である1時間半から2時間くらいの長さにそれぞれのエピソードをまとめました。 合計7枚組、計10時間以上にもわたるダライ・ラマ法王の説法を堪能できます。 これまで国内で発売されているダライ・ラマ法王のDVDでは字幕がダライ・ラマの口調とあってなかったり、字幕がもとのチベット語に正確でなかったり、決して充分なものとは言えませんでした。 これは多くの場合には、字幕を付ける作業、編集をする作業が分業していることや、スタジオで編集する人間がチベット語が聞き取れないために、原語の聞き取り作業、字幕翻訳作業、字幕入れ作業などが著しく分業化されていることに起因しています。本DVDセットでは、最新のチベット研究の成果を活かし、ダライ・ラマ法王が引用したテキストなども原文にあたり忠実に翻訳され、なおかつその翻訳が正しいかどうか、約1年半もの日数をかけてチベット人僧侶たちと検討した字幕が付いています。ダライ・ラマ法王が導く深遠な仏典の世界そのものの格調高い言葉の息吹きを、説法を聴聞しながら堪能することができます。 時間 : 13 時間 3 分 ディスク枚数 : 7 出演者について 1935年7月6日、チベット、アムド地方のタクツェル村に七人兄弟の三男として生まれる。幼名はラモ・ドンドゥプ。二歳の時に、観音菩薩の化身にして、チベットの政治・宗教の最高指導者「ダライ・ラマ」十三世トゥプテン・ギャツォの生まれ変わりに認定される。 四歳の時にチベットの首都ラサへ迎えられ、1940年、ラサのポタラ宮殿にて第十四世として即位。ティジャン・リンポチェ、リン・リンポチェらに師事し、チベット仏教の伝統教学を学ぶ(僧侶としてはデプン・ゴマン学堂サムロ学寮に所属)。 1949年よりはじまった中国共産軍によるチベット侵略問題を解決すべく1950年に政権に就き、1954年には毛沢東、周恩来との会談を行い、チベット・中国間の問題を平和的に解決しようとしたが、受け容れられなかった。既に首都ラサを制圧されていた1959年2月末、大祈願祭にてチベット仏教の最高学位「ゲシェー・ラランパ」の称号を取得。大祈願祭が3月5日に終了すると、3月10日、幽閉されていたノルブリンカ離宮に民衆が集結し、中国軍に抵抗して一斉蜂起するも制圧され、もはやチベット問題の平和的解決が不可能であり、国際社会に援助が必要であると側近に勧められ、3月17日にノルブリンカ離宮より脱出し、インドへ亡命。これに続き八万人のチベット人が同年インドへと亡命した。 亡命後すぐに亡命政権を樹立し、中国政府との十七条の同意書を否決し、国際社会からの支援をもとめた。 1963年、亡命政府の民主憲法の制定に尽力し議会を発足。1967年、はじめての外国訪問地として、日本、タイを訪問。1987年には米国議会にて「チベットに関する五項目和平案」を提案し、中国政府との対話を求めるものの、実質的には今日まで無視され続けている。1989年にはノーベル平和賞を受賞。1992年より再度民主化改革を行い、2001年、チベット亡命政府初の直接選挙で選ばれた首席大臣が誕生、現在は実質的な政権運営から退いている。 自伝として『チベットわが祖国』があるほか、著書『善説明慧開眼』『真実請願文』などがある。英文での講演録が多く出版され、その和訳も多く出版されている。 世界各地を講演旅行をしながらも、現在十二万人いる亡命チベット人の社会において、チベット仏教の最高指導者として数多くの説法会・伝授会を開催し、伝統教学の普及と仏教文化の保全活動を積極的に行なっている。今日でもなおチベット問題は解決していない。 本DVDコレクション+フォトブックはチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世法王が、弘法大師空海が日本に両界曼荼羅の法を伝えて千二百年目を記念する年、2006年の11月1日--8日に、世界最初の被爆都市、広島にある、弘法大師が開創し千二百年祭を迎えた弥山・大本山大聖院を拠所に行われた八日間の伝法会「ダライ・ラマ法王Teaching 2006 in 広島」を再生可能な形で保存した伝授録である。監督について 1971年、広島県に生れる。2003年、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。2003年-2006年、日本学術振興会特別研究員。1994年より財団法人東洋文庫のチベット研究室に参加し、チベット仏教伝統教学をデプン・ゴマン学堂前管長ケンスル・リンポチェ・テンパ・ゲルツェン師(前財団法人東洋文庫外国人特別研究員)に師事しツォンカパの中観思想、チベット論理学を中心に学ぶ。1998年より文殊師利大乗仏教会を設立し、以後チベット仏教と日本仏教の交流活動をプロデュース。2006年11月、ダライ・ラマ法王招聘事業の企画・運営・通訳を務める。研究書に共編著『西蔵仏教基本文献』第一巻〜第四巻(東洋文庫)、共著『チベットを知るための50章』(明石書店)、訳著に『学説規定摩尼宝鬘』『広島国際平和会議2006公式議事録』『絶望から立ち直る方法を教えてください』など。主要な論文に「ツォンカパの空思想における否定対象とその分岐点」『印度学仏教学研究』、「ツォンカパの空思想における当事者性」『日本西蔵学会会報』などがある。新品です。 希少商品となりますので、定価よりお値段が高い場合がございます。 販売済みの場合は速やかに在庫の更新を行っておりますが、時間差等にて先に他店舗での販売の可能性もございます。在庫切れの際はご了承下さい。 当店、海外倉庫からのお取り寄せとなる場合もあります。その場合、発送に2~4週間前後かかる場合があります。 原則といたしまして、お客様のご都合によるキャンセルはお断りさせていただいております。 ただし、金額のケタの読み間違いなども加味し、12時間以内であればキャンセルを受け付けております。 ※万が一、メーカーもしくは店舗などに在庫が無い場合、誠に申し訳ありませんがキャンセルさせて頂きます。何卒、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 お客様による金額の間違いが多発しております。金額をよくご確認の上、ご注文よろしくお願いいたします。 当店は在庫数1点のみのため、交換はできません。初期不良はメーカーにご相談願います。