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上座部仏教における聖典論の研究 [ 清水俊史 ]
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清水俊史 大蔵出版ジョウザブブッキョウニオケルセイテンロンノケンキュウ シミズトシフミ 発行年月:2021年02月10日 予約締切日:2021年02月09日 ページ数:416p サイズ:単行本 ISBN:9784804305936 清水俊史(シミズトシフミ) 2010年佛教大学大学院修士課程修了。2013年佛教大学大学院博士課程修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD、佛教大学総合研究所特別研究員を経て現在、佛教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論/第1部 三蔵形成論(上座部三蔵形成史研究の総括と展望/韻文経典と小部/小部をめぐる資料論/小部の成立と受容/外典の諸相ー『大法心』と『大界論』)/第2部 仏説論(上座部仏説論研究の総括と展望/三蔵所収の“仏弟子説”をめぐる仏説論/阿毘達磨仏説論/四大教法と仏説論)/第3部 聖典観(三蔵の結集と隠没/正法と書写聖典/舎利崇拝と経巻崇拝)/結論 ブッダゴーサは偉大なる思想家か?それとも傑出した註釈家か?厖大な仏典群の中で、唯一、その構成と範囲を明示し得るとされる上座部パーリ三蔵ー古代から中世にかけて、その担い手たちが、どのような「聖典観」を抱いていたのかを、三蔵の形成過程、仏説化理論、書写聖典の位置づけ等、最重要の視座から浮き彫りにする。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教