【受注生産 お届けまで約2ヶ月】虎竹スツール

■サイズ：約直径45×高さ40cm ■重さ：約2kg ■耐荷重：約100kg ■素材：虎竹 ■原産国：日本製・国産これだから、竹は面白い 人が座ること、強度と使い心地を考え抜いたら自然とこんな形になりました。竹の新しい形、これだから竹はやめられない、面白い。この何とも愛らしい形をアップル型と呼んでいます。お部屋の中でユニークなスツールとしてご愛用いただきたいのはもちろんですが、虎竹の表情、存在感は、そのままリビングやエントランスにオブジェとしてもお使いいただけそうです。 軽さ、強さ、しなやかさ、ぬくもり。 何といっても、この形がなんともいいのです。広いお部屋なら2〜3個あるだけで優しい空気が漂いそうです。竹編みですので女性方でも軽々と持ち運びいただけます。しっかりと強い、その上に竹ならではのしなやかさ、自然のぬくもりがあります。 虎竹ならではの風合い 丁寧にヒゴ取りされた虎竹を編み込んだ風合いは独特の美しさを醸し出します。 日本で唯一 土佐の虎斑竹（とらふだけ）「虎斑竹（虎竹）」は淡竹（ハチク）の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。海外メディアも取材に来た「ミラクルバンブー」左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹（Tiger Bamboo）を取材するために海外メディアまでもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル！」を連発されていました。竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。 中央部空洞の秘密 虎竹スツールの強さと座り心地のよさの秘密は中央部の空洞にあります。この空洞が座面から底部分まで続き、スツールは穴が空いている状態です。この穴の直径の大きさは底部分になるに従い大きくなっています。反対に外側は座面が広く、足元になるに従いキュッとくびれた作りで足を身体により近づけて座ることができます。この構造が虎竹スツールの強度の秘密なのです。 虎竹スツールの製造 独創の職人 竹でスツールを創作するアイデアには話を聞くほどに驚きます。独創的な竹細工を生み出すバックグラウンドには、独自に改良した竹割機をはじめ、竹の世界では見たこともないような様々な木型の導入など達人ならではの匠の技があるのです。 精密な設計図 竹スツールには、ここまで記載しておくのか？と思ってしまうほどの細かで精密な設計図があります。達人の緻密な計算と几帳面な性格を改めて垣間見るのです。 底部分 底部分の床との接地面には少し太さのある丸ゴムをあしらいました。フローリングや絨毯などの室内だけでなく、コンクリート床のテラスやベランダなどでも快適にお使いいただけます。 サイズ 天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。 ※ご注意ください 虎竹スツールはスツールとしての強度を保つように製作されていますが転んだりしないようご使用には十分ご注意ください。また、踏み台等としてのご使用は危険ですので絶対にお避けくださいませ。 ※保管方法 保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。