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作ることの日本近代 一九一〇-四〇年代の精神史 (Sekaishiso seminar) [ 伊藤徹 ]

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一九一〇ー四〇年代の精神史 Sekaishiso seminar 伊藤徹 世界思想社ツクル コト ノ ニホン キンダイ イトウ,トオル 発行年月:2010年10月 ページ数:295, サイズ:全集・双書 ISBN:9784790714958 伊藤徹(イトウトオル) 1957年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程・博士(文学)。京都工芸繊維大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 作ることの日本近代に寄せて/第1章 深淵をなぞる言葉ー夏目漱石『彼岸過迄』のパースペクティヴィズム/第2章 作り手の深層ー柳宗悦における神秘と無意識/第3章 「個性」の来源ー萬鉄五郎・生ける静物/第4章 近代的知の臨界ー高田保馬の利益社会化の法則/第5章 “生命”探求の教育ー小原國芳の修身科教授論/第6章 虚無のなかの構想力ー三木清・技術哲学の立場/第7章 運動としての「模倣」ー中井正一の挑戦/第8章 神話の造形ー保田與重郎と知/血の考古学/第9章 「手仕事」の近代ー地方の手工芸と一九三〇年代/第10章 一九三〇ー四〇年代の建築における「日本的なもの」と行為概念 「作ること」の視点から日本の近代化を再検討する。物を作り人を作る力とはなにか。近代化のかたちの根源に向かって、夏目漱石・柳宗悦・萬鉄五郎・高田保馬・小原國芳・三木清・中井正一・保田與重郎・堀口捨己などを取り上げ、分野を横断しつつ問いかける。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 東洋思想