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白ワイン ウッディーファームワイナリー 植ノ山畑シャルドネ 2020 750ml バレンタイン 母の日

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商品詳細■ お酒データワイナリーよりコメント 【ワインができるまで】 コロナ過で【あたりまえ】だった事が制限された2020年。追い打ちをかけるような7月の 豪雨は最上川を決壊させ不安のまま過ぎていった。しかし梅雨明け後には晴天に恵ま れ、山形には一度も台風が近づくことなくVTを迎えた。たわわに実るブドウ、生活環境 の変化はあれど素晴らしい状態で私達の手の中にある。見通しの立たない世の中でも、 また皆でマスク無しで会食できる日まで貯蔵できるワインを醸すことを念頭に収穫コン テナを満たしていった。 植ノ山畑の中でも特に優れた木のみから生まれるシリーズ。19VT同様にプティマンサン によるエキスと酸の補強を行っています。純粋なシャルドネの味わいとは異なります が、ブドウの個性だけで補完しあう関係こそが【無理】や【無駄】のないドメーヌだか ら出来る真骨頂だと感じます。年による【ムラ】は、VTの表情をありのまま伝える場合 は必要なもの。収穫期の晴天に恵まれ完熟した印象がダイレクトに伝わりますように。 【造りについて】 2020年7月に山形を襲った線状降水帯は一級河川【最上川】を決壊させ、上山も市中心の川がオーバーフローし 冠水しました。世情も踏まえVTへの不安はますます高まる中、8月以降は晴天に恵まれ台風もなく私達は期待の 方が大きくなっていました。 20VTより収穫による指示は【あいまいさ回避】を徹底しました。やれ黄色い房をもぎましょう、美味しそうな 房を…etcといった個人の尺度に任せた指示ではなく、全ての木をワインメーカーが味覚でチェックし、熟度に よって木に印を付けて周りました。結果はすぐに搾汁後の糖度に出ました。暫くシャルドネで見たことが無かっ たBrix21.1を確認し、翌年以降は必須作業にしています。発酵は全て新樽を含めた樽で行い、年内中にMLFまで 完了させています。翌春、樽から澱引きしブレンド後に再び樽へ戻し亜硫酸を添加しています。ウッディのシャ ルドネはバトナージュとの相性が良くないと判断し、19VTより行っていません。瓶詰めから十分な熟成期間を 経て、当初のエステルは落ち着き今は樽香との一体感を抜栓直ぐから楽しめるでしょう。