MTB地植えで水やり・施肥不要！ ジャーマンアイリス ‘ホリディ イン メキシコ’苗　1株

本種はジャーマンアイリスの中でも「Miniature Tall Bearded」というタイプで、花丈は40〜70cmとやや小型、花期は中生〜晩生です。 鮮やかな黄色の上弁、下弁は濃厚なブラックパープルに白の繊細な模様が入り、縁はゴールドに染まります。 学名 Iris cv.‘Holiday In Mexico’ 原産地 地中海沿岸〜中近東 花期 春 草丈 40〜70cm（Miniature Tall Bearded） 耐寒性 強（積雪にも耐えますが、極度に凍結する場合は冬期のみマルチングを施し、春先は必ず除去します） 耐暑性 中（高温多湿を嫌いますが、乾燥にはとても強いです） 日照 日当りを好みます。 特徴・用途など ジャーマンアイリスは、地中海沿岸〜中近東原産のI.germaniaと原種アイリスとの交配で生まれた品種群です。 交配は18世紀にフランスで始まり、20世紀以降はアメリカで大ブームとなりました。現在もアメリカがその改良を牽引しています。 栽培は大変容易で、高温多湿を避けさえすれば、水やりも肥料も要らず、植えっぱなしで毎年見事な花を楽しむことができます。繰り返し咲きの品種も多く、以前より更に長く花を楽しむことができるようになりました。 管理 ●植え付け場所と土壌● 日当りと風通しの良い場所に植え付けます。 また 水はけの良い土壌を好み、乾燥を好みます。 土壌の性質は特に選ばず、荒地でも良く育ちます。逆に肥料分の多い土壌では、軟腐病にかかりやすくなります。 アルカリ性 の土壌を好むため、植え付ける際は苦土石灰などを土に混ぜます。 ●植え付け● 露地植えの場合は高畝にして植えると良いでしょう。根茎を直立させて植え付けます。 その際、 根茎の半分程度が地上に出るようにして植えます。植え付け間隔は30〜50cm程度です。鉢植えの場合は、7〜8号鉢に1株程度が目安です。 ●水やり・施肥● 露地植えの場合は水やりは 殆ど必要ありません。 鉢植えの場合は年間を通して土が乾いたら与えますが、常に乾燥気味に管理します。 肥料は殆ど与える必要はありません。 生育状態が極端に悪い場合のみ、市販の化成肥料を少量与えます。 鉢植えの場合は、土壌の栄養量が限られているため、適宜化成肥料を少量与えます。 ●管理● 軟腐病予防のため、古くなって枯れた葉や咲き終わった花は常時取り除きます。 特に 春先と梅雨前は根茎上部が地上に出ていることを確認し、こまめに取り除きます。また、開花後の花茎も取り除きましょう。 予防として梅雨期にベンレートなどを散布するのも有効です。 軟腐病が発生した場合は、侵された株を除去しますが、症状が軽い場合は掘り上げて乾燥させると回復する場合もあります。 発送状態 1株（根株）を露地から掘り上げて発送いたします。 「土が付いていなくて大丈夫？」と思われる方もおられるかもしれませんが、大丈夫です。 当ナーセリーでは様々な植物の出荷を行っていますが、その際には土を付けずに出荷する場合が少なくありません。 露地から根株を掘り上げ、芽や株の状態をきちんとチェックしてお送りいたしますので、どうぞご安心ください。 そして商品がお手元に届きましたら、なるべく早く植え付けを行ってください。