昭和二十年　DVD-BOX

GHQ秘蔵の総天然色カラーフィルムでつづる昭和終戦直後(20年〜21年）の日本人の姿 映画を超えた真実のフィルム！戦後日本の出発点を記録した貴重な映像資料 ◆セット内容◆ 【昭和二十年】 第一章 　敗残の兵 第二章 　焦土の国土 【昭和二十年】 第三章 　焦土の町・戦禍の郷土 第四章 　戦災を免れた京都 【昭和二十年】 第五章 　伝統とGHQ 【昭和二十年】 第六章 　復興への道 【昭和二十年】 第七章 　民衆の鼓動 収録時間 420分第一章 　 敗残の兵 1945年8月、大日本帝国はポツダム宣言を受諾し第二次世界大戦は終結した。焦土と化した日本は米英に占領され、日本国民は新たなる苦難の道を歩き出した。海軍省は復員省となり、終戦時海外にいた300万人とも400万人とも云われる軍人軍属民間人を帰国事業が行われた。　 【映　像】 ◇prologue　　 ◇scene 1　　  焼跡の各都市 ◇scene 2　　  水漬く屍 1945年7月24日〜7月28日、米軍は呉軍港の残存艦艇に対する艦載機攻撃を行い、世界的軍港・呉は、日本海軍の「墓場」と化した。 映像は骸と化した航空母艦「天城」・戦艦「榛名」「伊勢」「日向」・巡洋艦「青葉」等を映し出す。 ◇scene 3　　  復員　（22：25） 終戦時海外にいた300万人とも400万人とも云われる軍人軍属民間人を帰国させるため海軍省は復員省となり復員事業が開始された。帝国海軍最後の空母である雲龍型航空母艦「葛城」は海軍籍を除籍され、損傷修理のあと復員船「KATSURAGI」として南太平洋・オーストラリア方面〜広島大竹港を往復した。 第二章 　 焦土の国土　/　第三章 　 焦土の町・戦禍の郷土 日本の各都市は超空の要塞と呼ばれたアメリカの爆撃機B-29の爆撃によって壊滅的な打撃を受けた。街並みの焼け跡と復興に向けて逞しく生き抜く庶民の姿。 【映　像】 ◇ scene 01 東京・川崎 ◇ scene 02 名古屋・四日市・津・和歌山 ◇ scene 03 舞鶴港・宮津・敦賀 ◇ scene 04 大阪・川西・芦屋・尼崎・神戸・明石 ◇ scene0 5 岡山・姫路 ◇ scene 06 今治・新居浜・松山 ◇ scene 07 広島・徳山・下松・呉・光・水島・鳴尾 ◇ scene 08 宇部・下関・小倉・八幡・戸畑・大牟田 ◇ scene 09 大分・別府 ◇ scene 10 長崎・佐世保・大村 第四章 　 戦災を免れた京都 1200余年の時に磨き上げられ数々の名所、旧跡を持つ古都「京都」はアメリカ軍機による爆撃を免れ、早期に復興を遂げた。 【映　像】 ◇scene 1  京都空撮 ◇scene 2  戦災を免れた街 ◇scene 3  復活する神事（車折神社・三船祭／上御霊神社・御霊祭／古武道） ◇scene 4  豊かな家庭 GHQ撮影　 終戦直後の貴重映像！ 昭和20年〜21年の貴重な映像をフルカラーで初DVD化！！ GHQ（連合国軍最高指令官総司令部）秘蔵の記録映像でつづる 終戦直後（昭和20年〜21年）の日本 映画を超えた真実のフィルム！戦後日本の出発点を記録した貴重な映像資料集 絶望を乗り越え、復興に向けて逞しく生き抜く人々の姿がそこにある。 ●タイトル 第一巻　　 焦土の国土・復員者たち 第二巻　　 東京・大阪・神戸 第三巻　　 戦災を免れた京都 第四巻　　 京の匠たち 第五巻　　 工業 第六巻　　 復興への道 第七巻　　 昭和の歌劇姫 特典映像 1937年の東京のカラー映像 　　　　　　 1957年の各地のカラー映像 第五章  伝統とGHQ 1200年以上の歴史を誇る京都には、様々な匠が技を競っていた。戦禍を乗越え連綿と続く伝統の技を後世に伝えていく。 【映　像】 ◇scene 1 京の匠たち＆伝統武芸 第六章 　 復興への道 廃墟と化した国土から、我々の父祖は再出発の決意を持って、再び街の風景を作り出していく。戦争のために動員されていた工業は、一転して復興のために向けられることになった。戦車は鉄くずとなって溶鉱炉に送られ、不相応なまでに大きなプレス機で鍬や皿を作り、余った石炭を練って練炭を作る人々が映し出されている。 【映　像】 ◇scene 1　　  八幡製鉄所 ◇scene 2　　  舞鶴工場街 ◇scene 3　　  消防団　 　 戦時体制の消防と民間防空を主軸とした警防団の色合いを濃く残した消防団の勇姿である。その後1947年に元の消防体制に戻すため、消防団令が発令された。 ◇scene 4　　 看護学校 　 医療面からの復興活動の使命に燃えて新たに巣立つ広島の看護学生達の姿。 ◇scene 5　　 食糧メーデー 1946年5月1日に11年ぶりに開催された復活メーデーに続き、5月19日皇居前広場に25万人を集め「飯米獲得人民大会」が開催された。 　 第七章 　 民衆の鼓動 戦争により閉鎖されていた宝塚大劇場、東京宝塚劇場は進駐軍に接収されたが宝塚大劇場は返還され、1946年に公演を再開し、「白薔薇のプリンス」春日野八千代・越路吹雪・淡島千景・乙羽信子・天津乙女・久慈あさみ等スターが戦争で心を病んだ人々に夢と希望を与え人々の心を癒したのであった。 【映　像】 ◇ scene 1  宝塚の歌劇姫 ◇ scene 2  相撲巡業 GHQに許可を仰がなければならないなど、様々な問題を抱えながらも大相撲の復興は始まった。相撲巡業は娯楽など無い時代の庶民にとって最大の娯楽であった。