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子どもの事実に向き合う

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「教育書に書かれていることを実践しても子どもがつまらなさそう」

突然ですが、授業に対してどのようなイメージをおもちでしょうか。

A 授業とは教師が物事を教える時間である
B 授業とは教師が子どもと一緒に物事を考える時間である

ざっくり二つに分けてみましたが、本来は先生の数だけあるのだと思います。
さて、

「教育書に書かれていることを、その通りに実践しているのですが、子どもたちがつまらなそうにしているので、どうにかなりませんか」

教務主任の著者は毎年同僚の若手教師に問われました。本で紹介されていることは、その教師が目の前の子どもと授業をつくる中で見えた課題とその解決策を示しているので、そのまま実践してしまうと自分の目の前の子どもたちには適応しないという場合があります。
本書では、「指導観」「子ども観」「授業観」「子どもから見た授業観」「学力観」について整理し、特に上で言うBの、「子どもの願いや問い」に向き合いながら、指導事項を抑えつつ授業を展開していく実践を提案しています。

著者:齊藤慎一
読者対象:小学校教員
出版年月:2022年7月19日
ページ数:200