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ズーナマゲームスプール ミッドシャロー (5000番,4000番) スワンプランブラー

Product details

『ズーナマゲームスプール ミッドシャロ―』は、100m巻きナイロンライン20lb/16lbや、ナマズ用80m巻きPEライン3〜5号を、下巻きをせずにぴったり巻ける深めの浅溝スプールです。
スプールにかかる荷重をスプール両端のベアリング上の支持部で支える高剛性構造が特徴です。また、薄肉化とブランキングによる軽量化チューンを実施しました。
ナマズだけでなく、本流トラウト、ブラックバスのパワーゲームなどの釣りに最適です。
【適合リール】
スプール径が39mmである4000番5000番サイズで、スプールからシャフトが抜けるモデル専用商品。
【製品情報】
・ラインキャパシティ
5000:「ナイロン20lb/100m・PE5号/80m・PE4号/100m」
4000:「ナイロン16lb/100m・PE4号/80m・PE3号/100m」
・寸法/重量:
5000:約 幅 34.8mm×径 39mm×重さ 約11.8g(純正比約32%減)
4000:約 幅 25.6mm×径 39mm×重さ 約9.5g(純正比約36%減)

プレゼントに便利なギフトラッピングも承ります。「ギフトラッピング」で検索ください。

発明者:松野 泰明
【本商品の開発経緯】
『ズーナマゲームスプールミッドシャロ― #5000/#4000』は、100m巻きで販売されている16lb〜20lbのナイロンラインや、ナマズ用、80m巻きPEライン3〜5号を、下巻きをせずに、ぴったり巻けるようにした、「深めの浅溝スプール」です。
 5000番スプールは、「ナイロン20lb/100m・PE5号/80m・PE4号/100m」とするため、溝の深さを6.75mmに設定。
 4000番スプールは、「ナイロン16lb/100m・PE4号/80m・PE3号/100m)とするため、溝の深さを7.25mmに設定。

 アフターパーツ市場に流通している、いわゆる一般的な「浅溝スプール」が、「細目のライン用」となる「超浅溝」のものが多いのに対し、当製品は「太号数のライン」の使用を考慮した「深めの浅溝」とする、「ミッドシャロ―(中浅溝)コンセプト」に基づき、専用設計されている点に、特徴があります。

 素材には、『SNAKE GAME SPOOL(スネイクゲームスプール)』、『Z〜NAMA GAME SPOOL(ズーナマゲームスプール)』でも採用し実績のある、高強度・軽量素材「A7075 超々ジュラルミン」をも上回る、7000番系 超高力特殊アルミ合金を採用。

 さらに、スプールを上げ底にして浅溝スプールとするために、ベアリングとシャフトが入る回転軸部から、スプール外周側に向かって、3方向に120度間隔で伸びる支持部によって、スプール外周部をフローティングさせて支える「3点支持(トライサポート」構造」を採用しました。
 これにより、スプールにかかる荷重を、ベアリングが入る部分の直上に設けた支持部で支えられ、剛性面にも考慮した設計となっています。
 その他、スプール全体の薄肉化と、支持部に至るまでブランキングを施した、軽量化チューンを実施しました。

 その結果、5000番スプールは、約17.3gある純正スプールに対して約11.8g(約32%減)。
 4000番スプールは、約14.9gある純正スプールに対して約9.5g(約36%減)の軽量化を達成しました。

 無駄な下巻きが不要になったため、ナイロンラインの場合では、100mをぴったり巻いた状態での「セッティング重量の軽量化」にもなり、低慣性チューニングスプールとして、軽いプラグのロングキャストが可能となったほか、バックラッシュトラブルも激減しました。
 爽快なキャストフィールと、快適な釣りを、お楽しみください!

【自己紹介と発明商品化にかける想い】
普段は、発明学会の職員として、発明相談や、セミナー講師、会報「発明ライフ」の編集等の仕事をしています。
私生活では南米ブラジル、アマゾン川まで釣りに行くような釣りバカで、学生時代に、釣り具の発明を釣り雑誌に応募し、トップ賞を受賞。編集長からいただいた「すごい発明だ!」という手紙がきっかけで、発明と知財の世界に開眼。発明学会に入社した経歴を持っています。
今後の目標は、「趣味と仕事」の両方を充実させること。
今回の事業化では、自分の商品が、発明学会ネットショップや、行きつけの釣り具屋さんの店頭に並び、自分と同じ悩みを持つライギョ釣りマニアに喜んでいただける、発明家としての充実感。また、今まで「お金を払い釣り具を買う場所」であった釣り具屋さんが、一転「自分の釣り具を納品し、お金がもらえる場所」となる、事業家としてのやりがいをも得ることができました。
今後は、本商品の販売開始を機に副業の一環として設立した、インディーズ釣り具メーカー/ガレージブランド『SWAMP RAMBLER(スワンプランブラー)』の事業が、自分のアイデアで起業・事業化し、「発明ビジネス」を始めようとする方々にとっての、良いモデルケースとなるよう、頑張ってまいります。
また、今回の事業化と商品化にあたり、当会会員である発明家の皆さんが日々奮闘している「試作、実験、改良、調査、出願、量産、営業、交渉、販売、宣伝、クレーム対応」など、様々な体験をすることができました。今後、さらに経験するであろう成功・失敗の実体験から学んだノウハウを、本業である発明学会での会員相談やセミナーにフィードバックし、発明学会会員の皆様の、発明成功に役立てて行きたいと思います。